ローソク足に長い上ヒゲ、下ヒゲが出た時に矢印サインで教えてくれるMT4用インディケータを2種類紹介します。
FXをやっている人の中にはローソク足のヒゲを意識している人は多いと思いますが、ずっとチャートを見続けていないとヒゲが出たタイミングを逃すことが多いかと思います。
そういう人にはここで紹介する2つのインディケータが使えると思います。
長いヒゲが出た時に矢印サインが表示される「pin-bar」
まずひとつ目は「pin-bar」です。
チャートに表示させるとこんな感じです。
ロジック的には、ローソク足の実体よりもヒゲの方が長い場合に矢印サインが表示されるようです。
これで長いヒゲが出たタイミングがひと目でわかります。
ただ、残念なことにパラメータの設定がないため、アラートやメール送信機能がなく結局チャートを見ないと長いヒゲが表示されたかどうかはわかりません。
結局チャートを見る必要はあるのですが、長いヒゲが表示されているのはひと目でわかるようになるので便利だと思います。
長いヒゲが出た時にアラートやメール送信も可能な「pinbar-detector」
もうひとつは「pinbar-detector」です。
チャートに表示させるとこんな感じでサインが表示されます。
こちらは矢印ではなく笑顔マークが表示されるようです。
先程の「pin-bar」とは違い、単純な実体とヒゲの長さだけでは判定していないようで、サインの表示される数はだいぶ減ります。
このインディケータは、サインが表示された時にアラートとメール送信も可能です。
これで長いヒゲが出たタイミングを逃すことはなくなるかと思います。
またパラメータも細かく設定が可能です。
「pinbar-detector」のパラメータ
パラメータはこんな感じです。
「pin-bar」と「pinbar-detector」を一緒に表示した場合
「pin-bar」と「pinbar-detector」を一緒に表示させるとこんな感じになります。
デフォルトではどちらかといえば「pin-bar」の方が表示されるサインの数が多いようです。
何箇所かでサインが重なっているタイミングがあると思います。
両方のサインが同時に表示された場合はそのヒゲの信頼度は高いかもしれません。
ピンバーでエントリーをしている人にとっては、通貨や時間足を変えて試してみる価値はあるかと思います。
バイナリーオプションでも使えるインディケータかもしれません。